一年を通じてご相談の途切れない「腰痛」。
寒冷が強い時期に腰痛を引き起こす、という方は多いのではないかと思いますが。寒冷により悪化する腰痛は「寒（かん）」が腰部の経絡に入り込み、気血（エネルギーと血液循環）の流れを妨げる事で痛みが起こりますので「寒（かん）」を取り除く漢方薬が有効です。
これは腰だけでなく、体の様々な部位にも共通して言える事でありますが、血液循環が交通渋滞を引き起こすことにより痛みやコリ、重だるさなどを感じます。

基本的な漢方薬としては「当帰四逆加呉茱萸生姜湯（とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう）」などを用いて行きますが、ここに血の汚れの病態である瘀血（おけつ）や老化などの要素がさらに上乗せされた場合は漢方薬の併用なども視野に入れて行く事で痛みの元をケアする事ができます。
イスクラ独歩顆粒

血の汚れを改善して痛みを取りさらう「疎経活血湯（そけいかっけつとう）」や、老化による痛みを根本から治す「イスクラ独歩顆粒（どっぽかりゅう）」なども有効です。さらにはヘルニアや関節部のクッションの摩耗など、様々な原因の腰痛に対しても根本治療に役立つ漢方をご用意できますので、辛い腰の痛みにお悩みの方は是非ご相談ください。