認知症対策は漢方でお早めに!
物忘れかな?認知症かな?の見極め方法
(上が物忘れ 下が認知症)
人の名前が思い出せない
人の存在を思い出せない
朝食のメニューを思い出せない
朝食を食べたことを思い出せない
思考や計算はできる
思考が止まり計算ができない
目に輝きがある
目に輝きがない
病気ではないがやや進行する
病気で進行する
これはあくまでも見極め方法として目安程度にご参考いただければと思います。
日本の認知症患者数は400万人に迫る勢いであるとされ、放置できるものではありません。認知症は大きく分けてアルツハイマー型、レビー小体型、血管性型の3種類に分類されます(外部からの打撲などで治癒とともに認知症状が改善するものも少しですがあります)。これらはいずれも不可逆的なもので脳の萎縮や血管の断裂などにより死んでしまった脳細胞が生き返ることは無いとされますのでやはり進行を抑え、予防を早いうちから取っていくことが何よりも大事です。漢方的に言えば脳機能との関連性が特に高い「腎(じん)」をケアする「補腎(ほじん)」、思考や記憶をつかさどる「心(しん)」のケアである「補心(ほしん)」、そして血管と血液を守るために血液の質を高めて血管の汚れや詰まりを取っていく「活血化瘀(かっけつかお)」という治法が認知症の改善、予防に有効です。まずは認知症状かそうでないのかの見極め(病院での診断がある場合はその情報をいただき)の後、予防、改善のための漢方薬を個別に選定させていただきます。もしできれば「ひょっとしたら・・」という段階でご相談いただければ幸いです。
2018年1月16日