ストレスで胃や腸を壊す貴方に
「普段は食事は美味しく摂れているのにストレスがかかると途端に食べれなくなったり胃が痛んだりお腹を壊したりするんです」・・こういうお悩みをお持ちの方が実は数多くおられます。中医学的にこれを分類しますと「肝鬱気滞【かんうつきたい】」という病態に当てはまります。
ストレスにより体の気(エネルギー)を巡らせる部位である「肝」がダメージを受けて機能が低下。これにより連動して消化器系の働きを統括する「脾」もまたその機能を落としてしまい、消化吸収に悪影響が出てしまうというわけです。
主な症状としては食欲不振、下痢軟便、便秘、胃もたれ、吐き気などの消化器系のものに加え、イライラや気持ちの落ち込み、不安感の増悪など精神の不安定症状が起こったりお腹や胸の張り、ガスの増加や特にみぞおちや胸側部の痛みなどが併せて出てくることも多く見られます。
これに対しては普通の胃腸薬では効果が無いことが多いのですが、ここに非常に効果的なのが「開気丸(かいきがん)」という中成薬です。
名の通り「塞がった気を開く」という漢方薬で消化機能の回復に加えてメンタルの失調にも幅広く効果を発揮するという優れた中成薬です。何かとストレスと胃腸機能の不調を抱えておられる方はぜひ一度お試しになられてみてはいかがでしょうか。良いお薬です!
2019年1月8日