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瘀血が作り出す様々なトラブル

漢方には血液が汚れ、流れが滞った状態である瘀血(おけつ)という言葉があります。

最近ではテレビや雑誌などでもずいぶんと広く目にするようになってきた言葉ではありますが、この瘀血が引き起こす症状というのは実に様々です。

当店で多く寄せられるお悩みの中でこの瘀血が絡んでいる症状を一部あげさせていただきます と、目が充血しがち、脱毛が多くなる、クマが消えない、カミソリまけしやすくなる、耳なりがするようになる、顔にしみが出る、赤ら顔になってくる、歯槽膿 漏になる、肩がこる、心臓の付近が時々刺すように痛む、胃に空気がたまって胸が苦しい、手がしびれたりふるえたりする、下半身が冷える、血管が浮き出して きた、あざができやすくなるさらに検査値の異常や発症する病気で分類しても高コレステロール血症(高脂血症、中性脂肪が高い)、HDL(善玉)コレステ ロールが低い、血圧が高い(高血圧.脳梗塞.狭心症.脳出血)、尿酸値が高い(痛風.高尿酸血症)、血糖値が高い(糖尿病、肝炎.脂肪肝)、認知症(高血 圧、糖尿病、高脂血症のキャリアはそれぞれ発症率が倍になる)、生理痛.子宮筋腫.内膜症.インポテンツなど数限りなくあります。

こうした症状に用いるのは駆瘀血剤と言われる「血液の質を高め、詰まりを取り去らう薬」で す。漢方には多種の駆瘀血剤がありますが、中でも冠元顆粒をはじめとした中成薬や松の樹皮(ピクノジェノール)や水蛭(すいてつ)を用いた健康食品などは 非常におすすめできるアイテムです。

執筆:漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也

2013年8月28日