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不眠症について

不眠症、不安感、寝つきが悪い、寝起きが悪い、夢が多い、イライラしやすい、憂鬱感,胸悶感などの解消には、漢方薬がいいですね。

不眠症、不安感、寝つきが悪い、寝起きが悪い、夢が多い、イライラしやすい、憂鬱感、胸悶感などは、自律神経が支配する分野なので、自分自身ではコントロールしにくいものです。

精神安定剤や抗不安薬や睡眠薬を病院から、何種類もいただいて、どうにもならずに、ご相談に見える方も増加しています。

日本人は、「脾虚(ひきょ)の民族である」といわれています。脾とは、消化器の概念のことで、今風にいうと「大腸、小腸、結腸、肛門、胃」などの働きを含んだもので、それらの臓器が元々弱いということです。

日ごろから、脾虚の方(日本人)が、水分を取りすぎたり、高い湿度(梅雨や低気圧)やストレスや過労の影響を受けると、体内に病理的な水湿である「湿邪(しつじゃ)」がたまります。

湿邪は、身体の各部に悪影響を与え、特に、精神活動に影響が及ぶと、「不眠症、不安感、寝つきが悪い、寝起きが悪い、夢が多い、イライラしやすい、憂鬱感、胸悶感」などの症状が現れます。
そして、胸苦しさから、悪夢にうなされる(自覚がなくても眠りが浅い、夜中に目が覚める、たとえ寝むれても疲れが取れない。)ことになります。

不快な症状の原因である「湿邪」を振り払い、悪夢を解消するには、身体に合った漢方薬で体質を改善することがもっとも早道になります。

湿邪がなくなれば、上記の不快な症状も自然になくなります。
お気軽にご相談くださいませ。

あなた様のご来店をお待ち申し上げます。

執筆:高木漢方 高木佳久

2014年5月20日