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秋バテと漢方薬

葉っぱも色ずいて季節は、すっかり秋めいてきました。十月に入って二週連続で、大きな台風がきました。
朝晩は、涼しいというか冷えた感じもします。

夏の暑い日差しを浴びた髪の毛も、抜け毛が増える時期でもあります。
身体の疲れも本格的に出てきます。
ウイルス感染症である風邪も流行りだしました。

ウイルスといえば、アフリカ(ギニア、シエラレオネ、リベリアなど複数国)で流行している5種類のエボラ出血熱が、予想を超えて流行しているとのことです。
アメリカ疾病予防センター(CDC)の予測では、来年1月20日ごろには、全世界で最悪、140万人が罹患するとしています。
まさに、今そこにある危機ですね。
予想がはずれることに願いを託します。
国連のWHOのエボラ出血熱に関する統計は、あまりにも少なすぎる信用出来ないと各国から批判されています。
個人としては、アフリカには絶対行かないことが一番の予防ですね。

風邪には、抗生物質は効果がないということは有名になりましたが、漢方薬は抗ウイルス作用がある生薬が配合されているので、風邪に良く効くことが多いです。
もし、風邪を引いたら、専門家のアドバイスを受けてから漢方薬をお試しください。

漢方では、髪の毛は血余である。という考えがありまして、実際、血液を元気にするように体質を改善すると、抜け毛も収まります。

秋バテの代表格は、なんともいえない倦怠感や、アトピーや湿疹や手荒れなどの皮膚病の悪化や、不眠症などの自立神経の失調症や、生理不順や生理痛ですね。
どれも漢方療法の得意とする分野です。
お困りときは、お気軽にご来店になりご相談くださいませ。

執筆:高木漢方 高木佳久

2014年10月25日