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肥満とうつ病の関係性

肥満とうつ病の関係性

先日、ツイッターに「うつ病に密接に関わる肥満のこんな傾向にご注意」というツイートをしましたところ、多くの反響をいただきました。

 

・絶食(or朝を食べない)

・野菜不足と寝しな(2時間以内)の食事

・孤食(一人だから適当でいいや食)

・こだわり食べ

(◯◯がいいと言われると際限なく食べてしまう)

・極度の運動不足

 

これらは全てがエネルギー不足である「気虚」や血液不足である「血虚」、そしてそれらの最終生成物である「瘀血」に繋がっていく、という点が問題です。胃腸系の働きを壊すような食生活は食べた飲食物を栄養にできず、そこから作られる気血の生成に障害を引き起こし、瘀血という血行障害に繋がります。肥満というと栄養過多のイメージがありますが(もちろんこれもあるのですが)、大抵の肥満は栄養バランスの乱れから起こるものであり、胃腸へのダメージから機能低下症→太りやすい体→肥満に陥るケースが多く見られます。「食べていないのに太る」もこのケースですね。そしてこうした生活により脳への栄養供給も滞りうつ病のような精神疾患に繋がることがあります。思い当たる方は症状が強く出る前にぜひご相談下さい。

2018年10月13日