胃下垂、脱肛、子宮脱、遊走腎
西洋医学では、あまり病気として考えていないかもしれませんが、中医学では治療の対象として考えています。
中医学では、内臓の位置を エネルギー(気)を使って、支えている、固定しているという考え方があるのです。
イメージしてみて下さい、地球には重力があり私たちは、それに逆らって、立ち上がり、頭や体という重いものを支えているのです。
現代医学では、あまり言いませんが、物理法則として考えれば、相当なエネルギーを使っているのです。
ではこの支えるためのエネルギーが減ると、どんな症状が出てくるのでしょうか?
先ずは、だるい、座りたいとか、横になりたいという感覚です。
横になれば、当然、立っているよりもエネルギーが少なくてすみます。
体が節約モードになっているのです。
それくらいならば、良いのですが、もっと、エネルギー不足が進むと、内臓が下に落っこちてしまうような感じがします。
特に夕方のように、疲れたときにおこることが多いです。
これは、胃下垂に限らず、脱肛や子宮脱、遊走腎なども同じ考え方をします。
お困りの方はご相談ください
年をとると、体のいろいろな部分が緩み、下がってくるのも、同様に考えます。
治療はもちろん、この支えるための、エネルギーを増やしてあげれば良いのです。
漢方薬にはこういったものが、いろいろと用意されています。
お困りの方は、ご相談ください。
執筆:テンミョウ薬局 天明勉
2013年8月28日