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イライラ自律神経と春の関係

花粉の猛威が続いています。春の到来は喜ばしいのですが、良い事ばかりではないのが現状ですね。
春は 肝(かん) の時期

さて、春の時期は中医学の考えで行きますと「肝(かん)」に関与する病が増える時期とされています。
「肝」と言えば字の通り「肝臓(肝機能)」も含まれますが、中医学で言うところの「肝」とはそれ以外にも「自律神経、特にイライラしたり攻撃的な言動に結びつくような強い感情を制御する部位」として考えられています。
子供の「疳の虫(かんのむし)」という言葉もありますが、文字こそ違えどこの「かん」というものも中医学の「肝」の統括する自律神経の失調であると考える事ができるというもの。
春先になるとイライラしたり気持ちがなんとなく落ち着かなくなったりしますが、これは「肝」の失調によるものです。
さらに「肝」は「目」とも深いつながりがあるために、種々の眼病が増える時期でもあります。
イスクラ逍遥丸 しょうようがん

これに対し「肝」の失調を改善する中成薬が有効です。
当店では「イスクラ逍遥丸(しょうようがん)」をはじめとして良い「肝の薬」のご用意があります。気持ちのいい春を健やかに楽しく過ごす為に中成薬を是非ご活用ください!

執筆:漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也

2013年8月28日