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「まぶしい・見えづらい」は危険信号!

黄班変性症という目の病気をご存知でしょうか。眼球奥の黄斑部に変性が起こり、物が歪んで見えたり光が眩しく感じるようになり、日常生活に大きな悪影響を及ぼす病気です。50代以降の高齢者の方に多いのですが、最近はスマホやパソコンなどの影響により若年層にも広がっている傾向にあります。

日本人に多く見られるのは「湿潤型」と言われる黄斑変性のタイプで、その原因は「黄斑部に血管新生が起こること」という事がわかっています。「血管新生」とは本来できるべき所ではない場所に血管が作られてしまう病態ですが、この血管は非常にもろく、簡単に損傷する事で血液や水分、老廃物が浸出し、網膜を障害することで黄斑変性が起こってしまいます。

当店ではこういった症状に対して漢方薬と血管新生を抑える抗酸化サプリメントを組み合わせて改善を促します。黄斑変性は患っている人の1割程度しか治療をしていないというのが問題の疾患であり、放置すれば失明の危険性もあります。物が歪む、ものがまぶしく感じる、というお悩みの方は諦めたり放置せずに是非ご相談ください。

「目からウロコ」の効果を感じていただけるよう努めます!

執筆:漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也

2016年2月1日