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春と肝と中成薬

お花見に新学期、新規入社歓迎会など・・春先は何かと歓送迎会の増えてくるシーズンでお酒の服用も自然と増えてきますね。もちろんそうしたシーズンとは関係なくお酒が大好き、という方もご注意です。

「酒は百薬の長」と言いますが、量が増えれば肝機能を害します。その他、漢方では「肝(肝臓を含み、自律神経や新陳代謝機能もコントロールする部位として考えます)」はストレスに弱い部位です。春という季節はもともとこの肝が刺激を受けやすい時期。お酒を毎晩飲まれる方、春のこの時期にイライラや気分の波が激しい、体の怠さが取れない、ガスが溜まって苦しいなどの症状が起こる方は肝臓機能だけではなく、もっと広い「肝」の機能をしっかりさせることをお勧めします。

病院の検査で肝臓系の数値的が高い、と言われてしまった場合は「田七人参(でんしちにんじん)」や「木鶏丹(もっけいたん)」などがお勧め。また、イライラを伴う精神系の疾患などが強くでている場合は「逍遥顆粒(しょうようかりゅう)」や「開気丸(かいきがん)」などの服用が効果的です。

いずれにせよご自身の体質に合った中成薬や漢方薬を服用することが絶対条件です。
最適な中成薬、漢方薬をお選び致しますのでお悩みがある方は会員店にぜひご相談下さい。

シーズンだけ肝臓を守りたい!というご相談ももちろんお受けいたします。
ただしいくら効果のよい漢方薬を飲んでいるからと言っても安心せずに生活管理も大切ですよ!

2019年2月26日