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腰痛・関節痛のケアも漢方薬で!

「関節痛」とは、関節の周辺で生じる痛みのことで、膝や肘、手指や足指の関節、腰、手首などに多く発症しますが、中でも多いのが膝の痛みです。これは関節の表面を覆い、衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにする軟骨が加齢や肥満、ゆがみなどの原因によってすり減り、関節の変形や炎症を起こすためで、「変形性関節症」といわれるものです。

この他にも加齢で起こる腰痛など、痛みは動物の根源的な苦痛となる辛いものですよね。中医学での考えとして関節痛の大半は「寒邪」+「湿邪」という2つの増悪要因が合わさって起こることが多いとされますのでそれに対応する漢方薬で根本的な治療が できる場合があります。

また、腰痛は「腎虚」と言われる加齢性の病態が原因で起こることも多く、特にギックリ腰などを繰り返す人や脱毛や尿もれなどの加齢による症状が並行して起こる方はこのケースが多いです。関節痛、腰痛、共に西洋医学の対症療法で不十分な場合は漢方による根本治療を考えてみると良いと思います。お悩みの方はぜひご相談ください!

2021年12月21日