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寒暖差不調、出ていませんか?

ようやく涼しくなった!・・と思ったらいきなり翌日に気温が上がる・・こんな「寒暖差」による不調が近年増加傾向にあるそうです。

自律神経が乱れると、興奮状態が続くことで筋肉が緊張し、肩こりや頭痛につながるといわれます。 緊張が全身に広がると、疲労感やけん怠感が出てくる。 自律神経は消化器の胃腸にも働き掛けるため、下痢や便秘といった症状も起こることがあります。

実は秋は特にこの寒暖差不調が強く出やすい時期です。

なぜかと言えば季節の変わり目というのはそもそも自律神経が失調しやすくなります。特に秋には気持ちの落ち込みや不安感の増大などメンタルに絡む失調が起きやすい傾向にあり、事実、健康相談でもこういった相談が増えます。メンタルの不調は体の不調に連動して起こることが多いため、寒暖差不調でまず体の失調が起こることでメンタルの不調に繋がり、ひどい場合はうつ病やパニック障害などを引き起こすケースもあります。

これは避けたい事態ですよね。

寒暖差不調の対策としてはまずは部屋の温度や湿度をできる限り一定にすることから。

部屋により温度差が大きい、湿度差が大きいというのは体への負担となります。まずはこれをしつつ、体内の温度調節を担うために胃腸系を整えたり、漢方薬でメンタル、自律神経を健やかにする方法などもご提案できます。

例年、秋に自律神経に失調を起こしたり、寒暖差不調でお悩みの方はぜひご相談ください。

2022年9月5日