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【下肢静脈瘤にお悩みの方へ】

女性に多いのですが、両足にできる静脈瘤(静脈が徐々に青く浮き出る、足が重だるくなる)というご相談が当店には多く寄せられます。
これは下肢静脈瘤、と呼ばれる病態の一つですが原因は簡単に言えば静脈の血液が滞る事で起こります。こうした状況になるのは遺伝、立ち仕事、妊娠、加齢等が引き金となる事が多いもの。

血液の逆流を防ぐ弁が上手く動かなくなるタイプと静脈に血栓ができるタイプの2つが大別してありますが、ひどくなると歩行が困難になる事もあります。何より見た目が悪く、気になる症状ですよね。

外科的な手術も進んではいますが、抵抗のある方も多いと思います。そこで漢方をお試しください!漢方の考えでは下肢静脈瘤は「瘀血(おけつ)」という病態の一つとして考えられます。すなわち改善には瘀血体質を治す「駆瘀血剤」を用います。

駆瘀血剤には様々な種類がありますが、当店では疎血活血湯(そけいかっけつとう)や冠元顆粒(かんげんかりゅう)などを中心とした漢方製剤に葉緑素のアイテムを合わせる等して成果をあげております。大切なのは飲まれる方に適する漢方を選ぶ事。下肢静脈瘤の改善には体質の改善が必須な為、少なくとも3〜4ヶ月の時間は要します。

お悩みの方はできればなるべく早めにご相談いただく事をお勧めいたします!

執筆:漢方のスギヤマ薬局

2014年1月28日