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痛みには「意味」がある!〜痛み止めを使いすぎていませんか?

体に起こる様々な痛み、辛いですよね。鎮痛剤や湿布など痛みのもととなる炎症を取るための薬は様々に用意されていますので現在お使いの方もいらっしゃると思います。

ただ、一つ危惧しておかなくてはいけないのは鎮痛作用を持っている薬剤の大半は患部を冷やし、血流を滞らせる可能性が高くなります。突発的な痛みに対して頓服的、あるいは一時的に使用するだけ、ということであればこれらの薬には意義があると思いますが、慢性的に使い続けることで治りを遅くしたり、そもそもの原因を放置することにも繋がりかねません。痛みというものは起こることにきちんと理由があります。そしてそれは体からのサインであり、痛みにきちんと向き合うようにというメッセージでもあります

。漢方、中医学ではこうした痛みが起こる原因をしっかりと分析した上でその痛みを根本から治療することを目的としています。慢性化した痛みに漫然と痛み止めを使い続けている方はぜひ一度ご相談いただき、痛みの原因と向き合っていただければ、と思います。漢方薬と生活習慣の見直しで痛みはしっかりと取っていくことができると思いますよ!

2023年5月16日