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「陽気」を補い老化防止!

冬は一年の中でもっとも「老化」が進みやすい季節だと中医学では考えます。その理由は、強い寒さによって体を温める力=「陽気」が消耗し、血流・代謝・ホルモンバランス・内臓機能が低下しやすくなるためです。特に生命エネルギーの源とされる“腎”の陽が弱まると、冷え、倦怠感、頻尿、むくみ、関節痛、気力の低下、肌の乾燥、白髪や抜け毛の増加といった、いわゆる“老化サイン”が目立ちやすくなります。冬になると急に年齢を感じる…という人が増えるのは、このためです。そこで重要になるのが「補陽」という考え方です。補陽とは、体を温め、生命活動を支える根本的なエネルギーを高める養生法のこと。陽気が十分に保たれると体温が上がり、血液循環や内臓の働きが整い、筋力・集中力・気力が回復し、老化スピードを緩めることにつながります。

冬におすすめの補陽養生としては
・腰・下腹部・足首を冷やさない
・朝日を浴びて体内リズムを整える
・生姜、羊肉、エビ、にら、黒ゴマ、シナモンなど温める食材
・ウォーキングや軽い筋トレで代謝維持
・深い睡眠で腎を養い、回復力を高める

このあたりを意識されるとよいでしょう。
補陽に用いられる漢方としては「参馬補腎丸」などがあります。参馬補腎丸は胃腸を元気にする働きと陽気を補うことを目的としている漢方薬です。

冬は「衰える季節」ではなく、「陽気を蓄えて若々しさを守る季節」
。寒さに奪われる前に、補陽でエネルギーを満たし、春を最も良い状態で迎えましょう。
お悩みの方はぜひご相談下さい。

2025年12月5日