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若返りの動物生薬!?

中医学の世界で「海馬(かいば)」といえば、タツノオトシゴを乾燥させた動物生薬を指します。
古くから“生命力を底上げする薬”として重宝され、 腎精を補い、若さの根本を支える という働きがあるとされます。

中医学では、腎は「成長・発育・老化」を司り、脳は腎精の滋養を受けて働きます。つまり腎精が満ちているほど、記憶力、集中力、活力、性ホルモンの働きが整い、若さが保たれると考えられています。海馬はこの腎精を強く補う代表的な生薬で、疲労感が抜けない、集中力の低下、気力の衰え、性機能の低下、冷えなど、加齢とともに現れやすい不調にアプローチします。

特徴は、単なる滋養強壮ではなく 「脳(精)と肉体(腎)」の両方へ同時に働くこと。そのため、頭の冴えがなくなったり、気持ちが前向きになりにくい人にも用いられてきました。また、血流を促し代謝を上げる作用も持つため、体の芯から温まり、生命活動のエンジンが再起動するような感覚を得る方もいます。

近年では「細胞の老化を緩やかにする養生」の一環として注目され、疲れやすさや老化サインが気になる中高年、働き盛りの世代に利用されることも増えてきました。海馬は単独で使うより、鹿茸や人参などと組み合わせることで相乗効果が期待できます。まさにこの黄金の組み合わせで作られているのが「参馬補腎丸(じんばほじんがん)」です。

冬の冷えに年々負けそうになっていく衰えを感じている方にお勧めの漢方薬です。
気になる方はぜひご相談いただき、お試し下さい。

2025年12月5日