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しもやけのメカニズムと漢方対策

しもやけ(凍瘡)にお悩みではないですか?しもやけは寒さによる血管の急激な収縮と拡張が繰り返されることで起こる循環障害です。特に手足の末端は血流が滞りやすく、赤紫色の腫れやかゆみ、痛みが生じます。暖房の効いた室内と寒い屋外を頻繁に行き来する生活も、発症を助長します。漢方では、しもやけは「血行不良(瘀血)」や「冷え(寒邪)」が主な原因と考えます。対策の基本は体を内側から温め、血の巡りを改善すること。当帰四逆加呉茱萸生姜湯は冷えが強く末端が冷たい人に、冠元顆粒は血行不良タイプに用いられます。加えて、首・足首を冷やさない生活や、温かい食事を心がけることも重要です。

また、しもやけを繰り返す人は自律神経の乱れや筋肉量の少なさが背景にあることも多く、運動不足や睡眠の質低下も影響します。入浴で末端まで温める、軽い体操で血流を促すなど、日常的に「巡り」を意識した養生を取り入れることで、再発予防につながります。毎年しもやけを繰り返す、近年、急にしもやけが出てしまった、という方はどちらもぜひご相談下さい。

2025年12月15日