春は中医学でいうところの「肝（かん）」に失調が起こる季節です。肝は自律神経や感情の部分を支配する部分です。

肝は「怒り」の感情をコントロールする場所で、失調するとイライラが強くなったり感情の浮き沈みが大きくなったりします。つまり、春は感情コントロールが乱れてしまう時期、ということになります。毎年春になるとメンタル失調を起こしてしまう！という人はぜひこの「肝」のケアを考えていただけると良いと思います。

具体的には「酸味や香味のある食べ物を食べる（柑橘類や香り野菜など）」などという食養生や、「眼の使いすぎを避ける（眼と肝は密接につながっているため）」というのも実は結構重要です。その他にも漢方薬の併用ももちろんお勧めです。選択としては人により様々なものがありますが、最も当店でポピュラーなものとしては「逍遥顆粒（しょうようかりゅう）」がありますが、その他にも胃腸の不調が出る人には「開気丸（かいきがん）」や年齢が気になる人には「杞菊地黄丸（こぎくじおうがん）」など肝を元気にしながら付加価値も与えてくれる良い漢方があります！

ぜひご相談下さい♫